2018年11月26日月曜日

【キャンプレポ】 禁断の冬キャンプに行ってきた@エコキャンプみちのく 2018/11/24~25

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我が家の持っているキャンプ道具は基本的に暖かい季節に使う物だけで揃えています。例えば使っている寝具は冬に使うのにはあまり適していないシェラフ(封筒型)で、快適使用温度は僅かに5℃。氷点下で寝るには厳しすぎるスペックなわけです。しかし寒くなってもせめて雪が降るまではキャンプしたいという願望が抑えきれず、2018/11/24~25はエコキャンプみちのくの感謝祭だったこともあり、思い切って行ってきたのでした(*´∀`)

エコキャンプみちのくまでの道のり、月山新道は真冬状態

キャンプ場に行く途中、月山の近くを走る国道112号線(愛称月山花笠ライン、地元民はこの路線を旧道六十里越街道に対して月山新道と呼ぶ)を超えて行かねばならず、ここがご覧の通りの真冬状態でした。デリカは既にスタッドレスタイヤに変えているのでここを超えることには何の心配もなかったけど、これからキャンプをしようとしている我が家には困難を暗示するような景色で正直ビビりましたw キャンプ場に近付くに連れて雪も消えて無くなったのでホッとしたけど。

現地到着、設営完了、そして森の栞でランチ

現地に着いてみると少し雲が出ているものの晴れてそれなりに気温も暖かで、極寒の景色を見てきた我が家はホッと一安心。今回は冬キャンということで全てをヴォールトで完結させるコンパクトスタイルにしました。それはリビングもヴォールトの前室で賄うという無謀ぶりw さすがにヴォールトの前室は大人2人と子供2人が座れるほどのスペースはないんだけど、インナーテント内部の入口部分に座敷スタイルで子どもたちを座らせて、大人2人は前室に椅子を置いて座ることで解決できました。写真を撮りたかったけどあまりに狭くて全体が撮れずに断念(;´ー`) ちなみにこのスタイル、狭さが秘密基地っぽくて意外に好評でした。

設営が完了した後、近くの農家レストラン「森の栞」へ行ってお昼を食べました。ここは地域食材を使った料理を提供する野菜ソムリエがいるレストランで、野菜がめちゃくちゃ美味しい!ご多分に漏れず野菜があまり好きではない子どもたちも、大人の分まで持っていってしまうほどですw そしてこのカレーも付け合せの野菜がめっちゃ美味い!大満足のランチでした。


エコキャンプみちのくのイベントを楽しむ

お昼を食べた後はエコキャンプみちのく感謝祭のイベントを楽しみました。ねじり棒パン焼き体験(1回のみ無料)、そば又はうどん(一杯のみ選択・無料)、おもち(磯辺焼きときなこ餅1個ずつのみ無料)、綿あめ作り体験(子供1回のみ無料)、ポップコーン(子供1カップのみ無料)、ランタン作り体験(1回のみ無料)、ウェルカムボード作り体験(1回のみ無料)、射的(1回100円)、お菓子の重さ量りゲーム(1回100円)、輪投げ(1回100円)、ディスクゲッター(フライングディスクのストラックアウト・1回100円)、USAダンスゲーム(1回100円)と正に盛りだくさん!会場ではカントリーミュージックのライブをやっていたりして大いに楽しめました。遊ぶのに忙しくて写真は撮ってませんw

来年の自分の為に備忘録。
  • 会場は管理棟付近ではなく、管理棟から見て南方向のコテージ群近くにある学習棟前で行われる。
  • 綿あめ作り体験は子供が自分で綿あめを作るので、待ち時間がとても長い。真っ先に並ぶのが良い。
  • 会場に座って食べれるスペースは無いので、レジャーシートを持っていくのが良い。シートを広げるスペースはたくさんある。

そして日が落ち夜の寒さへ。我が家はどう乗り切ったのか?

日中はポカポカ暖かかったものの、太陽が地平の向こうへ隠れると厳しい寒さが押し寄せてきました。子どもたちにはスキーウェアを着せて万全の態勢に。しかしテントの中はそのままでは外と同じくらい寒い。そこで活躍したのは写真の左側に映っているマナスルヒーターでした。これはナチュログのとある方のカウンタープレゼント(来訪者カウンターが一定数に到達したとき、抽選でプレゼントを配布するイベント)でもらったものです。せっかくもらったのにこれまで試運転しかしておらず、今回初の実戦投入となりました。(仁賀保高原キャンプ場で実戦投入済でした><)我が家にはマナスルストーブは無いので、MSRのウィスパーインターナショナルに装着しての利用です。そしてその使用感ですが… めっちゃ良い!!!(*゚∀゚)=3 ウィスパーにただ火を付けているのと、マナスルヒーターを載せているのとでは暖かさが雲泥の差でした。特に足元が暖かい。外気温が5℃前後の中、ヴォールト内は15℃前後と、冬の服装をしていると快適な温度を保つことが出来ました。

マナスルヒーターを使う時の備忘録。
  • 単体で使う場合、ベンチレータを少し開けていれば一酸化炭素は検知されず。
  • マナスルヒーターの上に鍋などを載せると、大量の一酸化炭素が発生する。恐らくはマナスルヒーター上部の火の出口が塞がれる為に、空気がうまく取り込めなくなる模様。マナスルヒーターには五徳の模様が付いているが、外でならともかくテント内では決して使わないべき。
  • 夕方暗くなって寝るまでと、朝起きて撤収開始するまで使い続けて燃費は887ml(大ボトル)1本使い切るくらい。

※皆さんへご注意
テント内で火気を使うことは、ほとんどのテントメーカーさんが禁止しています。特に煮炊き用途ではなく、暖房用途での使用は一酸化炭素中毒で死亡する危険があるので完全に自己責任となります。我が家では一酸化炭素警報機を買って対策した上で使用しています。基本的には真似しないようにしてください。

そして夜も更けて寝る時間に。前述のように我が家のシェラフの快適使用温度は5℃(氷点下ではない)。この日の予報で最低気温は氷点下1℃。寝ている時は一酸化炭素中毒の危険性や定期的にポンピングしなければならない等、マナスルヒーターを使うこともできず、これでは寒くて寝れません。そこで我が家はシェラフの中に毛布をイン。そして寝る時の格好は日中の服装で薄着にしない。もちろんマフラー装着、靴下は履いたままで、子供たちはそれに手袋も装着。そして主力兵器は泣く子も黙る(?)湯たんぽです。ここまでやって夜は凌げたのか…?結果は…

暑くて寝汗かきましたw

湯たんぽを考えた人はノーベル賞受賞してもいいと思います(*´∀`)

翌日、じゃんけん大会と抽選会で盛り上がる

じゃんけん大会の勝者1位~3位までの方に豪華賞品、そして抽選会はキャンプした人全員にもれなく何らかの賞品が当たるという太っ腹なイベントです。写真はじゃんけん大会をしたときのもの。写真には映っていない人のほうが多く、この日キャンプした人の多さをこの時初めて実感しました。

まずはじゃんけん大会。グーチョキパーのエリアに別れて、司会が封筒に入ったグーチョキパーのカードをランダムに選ぶという方法でした。家族で別れても良かったようなので、一戦目我が家はグーチョキパー全てに人員を配置。勝ち残ったのは娘。そして二戦目、残念ながら娘はあいこで敗退となりました。娘はいたく悔しかったようで、来年は絶対に勝つと息巻いておりましたw というわけでじゃんけん大会では僅か二戦目にして敗退。因みに賞品はキャンプ場サイトの利用券のようでした。

そしてお待ちかね抽選会。まずは司会がサイト番号を抽選し、呼ばれたサイト番号の利用者がランダムに封筒へ隠された番号を引き、その番号が書かれた賞品をゲットするというもの。フリーサイトに区画は無いものの管理番号があり、抽選時はそれを使っていました。我が家は中盤に呼ばれ、娘が選んだ賞品には…レノアの柔軟剤1本、保温タンブラー1個、花王のバブ3個(バラ)、駄菓子の詰め合わせ1袋が入っていました。子供たちはあまり喜ばなかったけど(w)、日用品はありがたい(*´∀`) 他の賞品には少数ながらスペシャル賞品が付属していて、スタッフと握手できる券や胴上げ券(w)、キャンプファイヤーができる券、そして各種キャンプサイトの利用券などがあるようでした。来年はスペシャル賞品ゲットしたい(`・ω・´)

終わってみれば楽しかった冬キャンプ。そして冬キャン道具沼へ…w


恐る恐るという感じで始めた冬キャンプ。終わってみればとても楽しいキャンプでした。寒さが苦手な嫁さんは当初「冬キャンなんて無理 」というスタンスだったんだけど、感謝祭に釣られて行ってみれば「めっちゃ楽しい!」に変わりました♪斯くして計画通り嫁さんを冬キャン支持派へ変えることに成功し、正式に冬キャン装備を整える予算編成が須藤家家族会議で閣議決定されたのでしたw

この記事を読むと「あれ?新たに買う装備なくね?」と思う方もいるかも知れませんね。ヴォールトでのコンパクトスタイルも良かったんだけど、主な活動場所になるリビングが腰を真っ直ぐにして立てないので、中年街道まっしぐらの夫婦にはちょっと腰に負担が掛かるのでした(;´ー`) ちなみにヴォールトは暖かい季節に使う用で、テントは寝るだけ、前室は荷物を置く場所、リビングは露天かタープを別に設けるという考え方なので、腰が痛くなったのはテントのせいではありません。冬キャンするならスノーピークにもランドロックを始め、沢山の良いテントがあります。しかしここで自分が最有力候補として考えるのはtent-Mark DESIGNSのサーカスTC BIG。ティピー型でポリコットン素材、室内の半分を4人が寝れる寝室に、残りの半分をリビングにできるテントとしては最もコストパフォーマンスが優れていると思います。ランドロックやDODのカマボコテントのような2in1テントも魅力的なんだけど、長辺600cmを超える大型テントは区画サイトでは使えない場合もあるんですよね。対してサーカスTC BIGは520cm角に収まり、これは5.5m区画サイトにも設営できるサイズで、且つ寝室とリビングが同時に設営できるわけです。

そしてサーカスTC BIGを使うとなると、ヴォールトと比較して室内空間も段違いに広くなります。そうなるとマナスルヒーターでは力不足に。そこで暖房器具として最有力候補に挙がったのは武井バーナーのパープルストーブ。小型で嵩張らず、それでいて圧倒的な火力を誇るパープルストーブは、寒さが苦手な嫁さんの心強い味方になってくれるはず。点火に儀式が必要で、知らない人には「炎上ストーブ」と恐れられているみたいだけど、自分はMSRのドラゴンフライウィスパーインターナショナルで慣れているので問題はない(…はず)。

さぁ、お金を貯めねば!

エコキャンプみちのくのトイレ情報

2018/11/24現在、フリーサイト周辺のトイレ限定の情報です。
  • 洋式と和式の混在。
  • 水洗。
  • 一部ウォシュレットあり。
  • 出入り口は自動ドアのためトイレ内に入ってくる虫は少ない。
  • 概ねキレイに清掃してあるが利用者が多いときはそのマナーに拠るところが大きい。

以上、禁断の冬キャンプに行ってきた@エコキャンプみちのく、完結。

4 件のコメント:

  1. 湯たんぽすげえ!ってのがよくわかったw

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    1. 寒いトイレに行ったあとシェラフに潜り込んだ時の湯たんぽの温さといったらもう!ww

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  2. 아주 즐거운 시간이었군요. 내년에는 꼭 추첨 행운이 함께하기를 바랍니다. ^^
    동계캠핑에는 역시 가장 조심해야 할것이 난방기(일산화탄소) 안전이죠.
    잘 보고 갑니다.

    非常に楽しい時間だったよね。来年には必ず抽選幸運が一緒にすることを願います。 ^^
    冬季キャンプには、やはり最も注意すべきことはラジエーター(一酸化炭素)安全です。
    よく見ていきます。

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    1. ありがとうです~!一酸化炭素警報機は重要ですよね。気をつけてキャンプしたいと思います(*´∀`)

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