我が家で使っているアウトドアの調理用火器は主に2つ。MSRのドラゴンフライと同じくMSRのウィスパーインターナショナルです。火力調整ができるドラゴンフライに対し、火力調整があまりできないウィスパーインターナショナル。ここではクッカースタンドを併用することでウィスパーインターナショナルでもとろ火が実現できないか試してみた様子をご覧いただきます。
轟音だけどとろ火が使えるドラゴンフライ、静音だけどとろ火が使えないウィスパーインターナショナル
これらはどちらも液体燃料式で燃料ボトル分離型のストーブです。ドラゴンフライは液体燃料式のストーブには珍しく、とろ火まで火力が絞れる大幅な火力調整が可能な使い勝手の良いストーブです。欠点は使っているときの燃焼音。まるで溶接用バーナーを使っているかのような轟音が鳴り響きます。ウィスパーインターナショナルはドラゴンフライとは対象的に燃焼音がとても静かなストーブです。火力もドラゴンフライより強いですがその反面、火力調整があまりできません。安定的な燃焼ができる範囲では弱火と中火の中間くらいまでしか火力を落とすことができないのです。そこで背の高いクッカースタンドを用意して火口からクッカーを離せば、ウィスパーインターナショナルでもとろ火が使えるのではないかと考えました。
キャンピングムーンのクッカースタンド
選んだのはキャンピングムーンのクッカースタンド MS-1018。頑丈で重い鍋を乗せることができ、安定性に優れているということでこの商品にしました。とろ火が必要ないときは脇に置いて使い、とろ火が必要になったら以下のようにセットして使うイメージです。
このクッカースタンドは高さを6段階に調整できますが、使用している時に高さ変更できるかと言えばそれは難しいと思います。或いは耐熱手袋があれば可能かもしれませんが、結構手間が掛かります。調整するのは足の部分で、力をかけて金属フレームを撓ませ外してずらして付け直す作業が必要です。というわけで我が家は予めトロ火の位置を探っておいて、常にその高さで使うことにしました。
外で使う場合は風の強さなどで高さが変わりそうですが、とりあえずウィスパーインターナショナル標準装備の風防の高さに合わせて使うことにしました。クッカースタンドの高さとしては最も高い状態から一段低くした状態です。
実際にクッカースタンドを使ってみた様子
ポットにお湯を沸かしてクッカースタンドを使わない状態と使った状態をそれぞれ動画にしてみました。まずはクッカースタンドを使わず、ポットを中火にかけた様子です。次にクッカースタンドを使ってとろ火の状態にしてみた様子です。
とろ火が実現できているのが分かるかと思います。ウィスパーの火力が中火の状態なので、もう少し火力を弱くすることもできます。またこのクッカースタンドは結構広いので、火力調整する他にもクッカーを置く位置を火口から遠ざけることによって更にとろ火にするということもできると思います。
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