これ、な~んだ?
と、言っても、これだけで分かったら相当なマニアだと思うw ヒントは携帯キャリアauにとって初めてのスマートフォン(正確にはスマートブック)。そう、後にIS17までモデルが更新されることになるauのスマートフォン、ISシリーズの記念すべき初号機。これはそのIS01です。
このスマホを持っていてよく聞かれたのが、「これどうやって電話するの?」。このスマホはサブ機として割り切った設計がされており、基本的にスピーカーフォンで話すような格好になります。或いはBluetoothでヘッドセットを接続するか、或いはイヤホンジャックにイヤホンを繋いで相手の音声をそこから拾うという手もありました。で、自分はどうしたかというと、ケースを閉じたまま耳に押し当ててしゃべるw スピーカーフォンを近距離で行う感じです。まぁ、結局はスピーカーフォンなので、会話の内容は近くにいる人に丸聞こえでした(;´ー`)
携帯電話としてはイマイチだったこのIS01、ネットブックとしてはすこぶる優秀でした。情報処理的性能はともかくとして、世のギークを喜ばせたキーボードとトラックボールを備えたこの数少ないクラムシェル型というのが最大の特徴でした。仕事柄キーボードに親しんだ自分にとって、このキーボードがどんなに使いやすかった事か。ま、初期のAndroid機にありがちなCPUやメモリの処理能力不足でスピードが追い付かず、パソコンのつもりで打鍵すると入力が追い付かなくて宇宙語になるなんてことは日常茶飯事だったけどw
発売当初Androidのバージョンが1.6だったこのIS01、残念ながら一度たりとも公式的なOSアップデートは行われず、今も1.6のままです。せっかくのAndroid機なのにOSのアップデート無しとか意味ないじゃん!ということで、早々にdocomoのXperia ArcへMNPしてお役御免となったのでした。
それから机の奥深くにしまい込んですっかり忘れていたところ、先日片付けをしていたらこれを発見して懐かしくて思わず電源を入れてみたのでした。今のGoogleのログイン時のセキュリティ設定に対応していないので、メールやカレンダーといったスマホでは重要な機能がとても使いにくくなっているけど、一応ブラウザでネットを見る分には問題なく動作しています。ただ、セキュリティ的には大きく不安の残る状態だし、これ工場出荷時の状態に戻したらたぶん動かなくなるんじゃないかなw そういう意味では(一応)動作するIS01って貴重かもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントはどうぞお気軽に♪ コメント投稿にはGoogle アカウントが必要です。Google アカウントはAndroidのスマートフォンを使う時に必ず作成していると思います。Gmailを使うことができる人はそれもGoogle アカウントですので使うことができます。