いよいよ紅葉も終わりに近付いていますね。そんな過ぎゆく秋を体感しようと2019/11/09~10の1泊で今年14回目となるキャンプに行ってきました。場所は岩手県北上市にあるキャンプグランド ベアーベルです。前回の土日連休は自分が風邪を引いてしまってキャンプできなかったので、期待に胸を膨らませて向かったのでした。
ちょっと見つけにくいキャンプ場
これは北上市方面からベアーベルへ着いた時の再現写真です。撮影は翌日の早朝なのでちょっと暗くなっています。特に目立つ看板がなかったので、危うく素通りしてしまうところでした。しかしキャンピングカーがあるのと、よ~く見ると木彫りの看板があるのでここがキャンプ場だと分かりました。「夏油高原温泉郷」という看板を目印にした方が良さそうですね。
受付のキャンピングカーではスタッフの方が出迎えてくれました。オーナーの奥さんでしょうか、とても感じの良い方で丁寧にサイトまで案内してくれました。キャンピングカーではお子さんも居て、笑顔が素敵な好青年でした。今回は遊具の近くの山側4番サイトを使わせていただくことになりました。
というわけでサクッとモーグPro.airの設営完了です。キャンプ場に到着したのは10時過ぎで、設営を完了したのは11時過ぎ。この日は曇のち晴れの予報だったけど、設営が終わった頃から小雨がぱらつく天気になりました(;´ー`) うーん、今年は天候に恵まれない…。嘆いていても仕方がないのでとりあえず昼食をいただくことに。
メニューは妻がYoutubeで見つけてきた「肉まんのホットサンド焼き」です。肉まんって普通は蒸すものだと思うけど、これはホットサンドメーカーに肉まんをセットして焼くだけという簡単レシピです。肉まんは要冷蔵のもので(冷凍ではない)、事前準備無しに冷たいままの肉まんをホットサンドメーカーで焼きます。これがなんとめちゃくちゃ美味かった!外側がこんがりパリパリになってそれがまた良い食感なんです。そしてパープルストーブのヒーターの遠赤外線を使って加熱したので中心までしっかり暖まって最高でした。これには子供達も大喜びで、ハフハフ言いながら嬉しそうに頬張っていました。
えづりこ古墳公園で遊んで瀬美温泉へ
スーパーで買い出しするついでにえづりこ古墳公園で遊ぶことにしました。ここはあまり遊具が多いとは言えないけど、それなりに遊ぶことができてまずまずというところでした。とはいえ子供達と鬼ごっこをしたりして楽しい時間を過ごすことができました。子供達はまだまだ元気が有り余っていたけど、大人たちはクタクタになってしまったので温泉に行ってゆっくりすることにしました。
やってきたのは瀬美温泉 山吹の花。日帰り入浴大人800円と少々お高めだけど、時間帯にもよるけど2つのお風呂を楽しむことができ、泉質も良くてとてもいい温泉でした。
そして夕食の時間
温泉に入ってゆっくりした後、キャンプ場に戻って夕食をいただくことにしました。外の気温は10度を下回っていたので、今回も武井くんが大活躍です。武井くんを点火した状態だとモーグPro.airの中が真夏の気温に上昇し、快適な事この上ありません。やはりサーカスTC BIGよりも室内容積が小さい為か、武井くんの暖房効果が格段に上がっています。
さて、この日の夕食のメニューは鍋。寒い…と言いつつ室内は真夏の気温ですがw、この季節にはぴったりで美味しく体も温まりました。最初はご飯を別の茶碗で食べていたけど、ふと思いついてご飯を投入して雑炊にしたらこれがめちゃくちゃ美味かったです。そして大人には頑張ったご褒美のビール。岩手のクラフトビールみたいでしたが、これは正直普通でしたw
その後しばらく、武井くんの周りでうつらうつらしていたけど、20時過ぎにはシェラフに入りました。今回はスノーピークのオフトンシェラフに中華寝袋をイン。ダメ押しに湯たんぽも投入して防寒対策は万全です。子供達と遊び回ったのが効いたのか、21時になる前にはもう眠りに落ちたのでしたzzzZZZ
雨がテントを叩く午前4時
寝てから一度も目が覚めること無く、朝の4時になって激しくテントを叩く雨の音で目が覚めました。初日もぐずついた天気だったけど、まさかこの日も雨の一日になるんだろうか…。終日雨と曇りだった前森高原オートキャンプ場を連想するけど、とりあえず尿意を催したのでトイレに行きました。寝る前に消火した武井くんを再び点火してモーグPro.air内を暖めていると、そのうち雨の音は遠ざかって行きました。せっかくなので朝の散策に。このキャンプ場はキャンプ好きの個人オーナーがこの土地に惚れ込んでキャンプ場にしたんだとか。正直、設備は荒削りで整っているとは言い難いけど、小綺麗にされてあってネガティブな印象はありません。寧ろこのくらいワイルドな方が自然の中でキャンプしているという実感が湧いて良いのかもしれません。tenki.jpの情報ではこの地域の紅葉は終わりとなっていたけど、ご覧の通りまだ鮮やかな色彩が残っていて素敵な紅葉キャンプを楽しめました。
さて、一回りしたところでテントに戻って朝食です。
メニューは昨日の残りの鍋に、昨日も食べて予想以上に美味しかった肉まんとピザまんです。昨日はあんまんと肉まんを食べたんだけど、カリカリの外側がピザまんに絶対合うだろうということで急遽ピザまんを買ってきたのでした。そしてこれがめちゃくちゃ美味い!(*゚∀゚)=3 寒い季節には我が家の定番になりそうです。
このときふと思い立って、自分の愛用のProTrekで室内温度を測ってみました。その結果はなんと驚愕の26.8℃!比喩じゃなくて本当に真夏日じゃんw いやはや武井バーナーのパープルストーブ、恐るべしです。
たんけんぼくのまち …もとい、キャンプ場
朝の散策をしているとき入口付近に「幻の滝」という案内標識が合ったのを思い出して、子供達を連れてたんけんぼくのまち …ならぬキャンプ場をしに出かけました。キャンプ場の一番端っこに行くもそれらしきものは見つからず。場内で使っているらしい旧旧世代型ジムニーと、小さなショベルカーがあるだけでした。ひょっとして幻の滝に至る道は雑草に覆われて分からなくなってしまったのかな?いささか残念ではあるけど遠回りでテントに戻ろう…。そう思ってキャンプ場の端っこを大回りで歩いてみたら、見つけました幻の滝!いい感じに紅葉が彩っていて中々見応えある滝でした。子供達も喜んで、一旦テントに戻って妻を呼んでまた見に行きました。
そうこうしている内に空には青空が広がり、初日とは打って変わって素晴らしい好天になりました。
いや~、快晴のキャンプって久しぶりな気がする(*´∀`*) 燦々と降り注ぐ日差しの中、たっぷりと紅葉を楽しむことができました。
そしてゆるゆると撤収を開始
このキャンプ場は次の利用予約が入っていない場合はレイトチェックアウトができるそうで、今回はゆっくりと撤収作業をすることができました。そして今回、成長した子供達の為にお手伝い道具を新投入。それはペグ抜取り器です。ペグ打ちハンマーにもペグ抜きは付いているけど、勢い余って自分を叩くと怪我するので、より安全なこれを買ったのでした。これが子供達には大人気でペグを抜くのに二人で先を争う始末w でもこうして楽しんで手伝いができるのはとても良いことですね。
この日は天気にも恵まれ、風も少し強かったので乾燥撤収ができました。撤収中、背中にハートマークのあるカメムシを見つけて喜ぶやら屁こかれる!と騒ぐやらw
撤収後はペグの抜き残しが無いかチェックして完了です。
撤収完了後、サイト脇にあったかまどを見下ろす家族。実はずっと前からBE-PALの付録のミニ焚き火台と焼き肉鉄板を使いたくていてるんだけど、天気が悪かったり風が強かったりでこれまで実現できていません。次のキャンプでは焚き火できるといいなぁ。帰る前にスタッフの方々に挨拶をしてキャンプ場を後にしたのでした。いいキャンプ場だった(*´∀`*)
温泉に入ってパン屋さんへ
複数のお風呂に入れる瀬美温泉 山吹の花が好評だったので、帰る前にひとっ風呂入っていくことにしました。前の人は違って天気が良かったので、外の露天風呂で紅葉を見ながら入るのがとても素敵でした。さっぱりとしたところで昼食を食べに前の日に行ったえづりこ古墳公園の隣りにあるミッシェル北上店へ。後に調べて分かったんだけど、ここは有名なパン屋さんでとても評価が高かったです。写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので何もないんだけど、和風チキンパンや白身魚のフライのサンドイッチなど、とても美味かった!この日は自宅に到着する時刻が19時を過ぎそうだったのと、ここのパンが美味しかったので急遽夕飯分も買って帰ることにしました(*゚∀゚)=3このお店には店内と店外に少し遊べるところがあったので、子供達はちょっとの間そこで遊びました。そして満足の内に帰途に就いたのでした。
キャンプグランド ベアーベルの設備情報
2019/11/10現在の情報です。水回りはワイルド感があるものの、小綺麗にしてあるのでネガティブな印象はありません。ここは温泉水が常に出ていて、寒い時期でも暖かな温泉水を使って洗い物をすることができます。ここは冬も通年営業しているそうですが、冬の間はとても重宝しそうですね。
トイレは一見、仮設トイレのように見えるので躊躇しましたが、扉を開けてみるとあらビックリ、洋式の水洗ウォシュレット付きでした。しかもここでも温泉水が使われていて、ウォシュレットの水が暖かい…!冬季間は凍結防止にもなっているんでしょうね。トイレもそれなりに綺麗に掃除してあるので、快適に使うことができました。
以上、過ぎゆく秋キャンプ@キャンプグランド ベアーベル、完結。
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