悪天候を縫うように行った蔵王坊平国設野営場
今年の盆休みはコロナ禍で思うように行き先を決めることができず、加えて天気も悪くて散々でした。しかしそんな中でも何とかキャンプしようと、晴れ間を見つけて前から行ってみたかった蔵王坊平国設野営場へ行くことにしました。キャンプといえばなぜか遠方へ行く事になっている我が家なので県内のキャンプ場はあまり行くことが無いんだけど、これが素晴らしいキャンプ場との出会いになりました。とても広い敷地に雑木林が茂る素敵なキャンプ場
ここへ来たとき真っ先に連想したのが平湯キャンプ場です。ここには写真のような開けた場所もあるけど、多くはトップ写真のような雑木林が茂る林間サイトになっています。まさか山形県内にこんな素敵なキャンプ場があったとは。暑い真夏に林間サイトと言えば虫が多いんじゃないかと予想するんだけど、なぜかここでは不快害虫に悩まされる事はありませんでした。もちろん居ないわけではないけど、明らかに少ない印象です。サイト内をよく見ると、あちこちに虫トラップが仕掛けてありました。なるほど、管理する方々の手入れが行き届いているんですねぇ。
というわけでモーグ Pro.airをサクッと設営
午前8:30にチェックインし、サクッと設営完了です。ちなみにチェックアウトは確か午前11時でした。繁忙期だからかもしれないけど、なっぷなどではチェックイン、チェックアウト共にフリーと紹介してあり、実態とは違っているので注意が必要だと思います。
設営が終わったあとしばらく周辺を散策などしてのんびり過ごし、それから早めの昼ご飯を食べに蔵王温泉のおくむらというラーメン屋さんに行きました。
設営が終わったあとしばらく周辺を散策などしてのんびり過ごし、それから早めの昼ご飯を食べに蔵王温泉のおくむらというラーメン屋さんに行きました。
腹ごしらえが済んだところでこの日のメインイベント、蔵王のお釜へ向かいました。
アクシデントに見舞われるも絶景に癒やされる
実はキャンプ場へ行くときも同じ問題が起きていたんだけど、標高が高いところへ行くとデリカのエンジン出力が極端に落ち、スピードが出なくなってしまう事態に見舞われました。エンジン警告灯が点いたばかりか、ASCの警告も表示されたり。蔵王ハイラインに入った頃にはエンジン全開にしてようやく10km/hしか出ないところまでエンジン出力が落ちました。幸いにも蔵王ハイラインは大渋滞だったので後続車両に迷惑は掛からなかったんだけど、いつエンジンが止まるかと冷や汗をかきました。そのままずっと渋滞でノロノロ進んでようやく駐車場へ到着。そこで待っていたのは素晴らしい絶景でした。
家族でその景色を堪能した後、レストハウスでソフトクリームを食べることに。食べるのに忙しくて撮影を忘れてしまったけどw
デリカのエンジン不調で冷や汗をかいたけど、それを吹き飛ばすほどの絶景を存分に楽しむことができました。尚、デリカはその後ディーラーに修理に出し、今は直っています。
キャンプ場へ戻ってオニヤンマ捕獲作戦開始
蔵王のお釜を堪能した後、キャンプ場へ戻ってまずは水汲みです。まずは見てください、このワイルド感あふれる水場を。
「流し台?なにそれおいしいの?」とでも言いたげな、むき出しの水道にU字溝を置いただけの漢らしい水場ですw そしてこの外観からは予想もしなかったんだけど、ここの水が超絶美味かった!(*゚∀゚)=3 どういう由来の水かは分からないけど、冷たくてまろやかでめちゃくちゃ美味い。持ってきたジュースを飲むより、ここの水を喉を鳴らして飲んだほうが美味しかったくらいです。
あまりの水の美味しさに感動しながら水汲みを済ませ、その後は子どもたちと虫取り網を担いでキャンプ場を探検です。冒頭に書いた通りここには不快害虫が少なく、それに比例しているのかしていないのか、カブトムシやクワガタのような虫を見つけることができませんでした。途中、食べたら巨大化できそうなキノコを見つけて子どもたちに教えるも反応は塩(;´ー`)
自宅近くでいつも見る普通のトンボがいるくらいで、段々子どもたちのテンションも下がってきました。…が!そこにオニヤンマ登場。一気に表情が明るくなる子どもたち。期待を一身に背負って虫取り網を振り回す自分。結果は…惨敗…!(´・ω・`)ニゲラレタ… 諦めた自分に変わって娘が虫取り網を持って追いかけて行きました。オニヤンマは飛行速度が早いので、まぁ捕まえるのは無理だろうと思っていました。そしたらなんと「捕まえた!」と言うじゃないですか!嘘でしょ?と走り寄ったら本当に捕まえてました( ̄□ ̄;)!! 父の威厳、崩壊w
一旦飛び去ったオニヤンマだけど、その習性で同じところに戻ってきたところを虫取り網で捕獲したんだとか。娘よ、やったな!
ドヤ顔の娘は上機嫌だけど、そこでスネてしまったのが下の息子。そうだよね、息子くんも欲しいよね。というわけで息子のために、そして父の威厳を取り戻す為に、再び虫取り網を持つ自分。キャンプ場内では届く範囲にオニヤンマを見つけることができなかったので、キャンプ場を出てすぐのところにある池に行って虫取り網を振り回すこと数十分。頭上を飛んでいたたぶんギンヤンマをマグレで捕獲することに成功しましたw
良かったな息子よ!こうして息子のドヤ顔と共に自分のささやかな威厳も取り戻すことができたのでした(*´∀`*)
尚、捕まえたオニヤンマとギンヤンマは、辺りが暗くなってきた頃に子どもたちと一緒に逃してあげました。我が家に「育てることができない生き物はその日のうちに逃がす」というルールがあるので。
「高源ゆ」で汗を流し、夕飯作り
野山を散々駆け回った後、夕飯を作る前にまずは温泉に入ることにしました。今年7/3に蔵王坊平国設野営場のすぐ近くでグランドオープンしたのが「高源ゆ」という温泉施設です。大人800円と少し高いものの、モダンな建物に新しい設備でまずまずの温泉です。キャンプ場に来た時に利用するには近いし良いと思うんだけど、唯一ひっかかるのは水質が硫酸塩・炭酸水素塩泉だという事。蔵王温泉と言えば硫黄泉なんですよね。昼に蔵王温泉のラーメン屋に行って硫黄の香りを嗅いてきたので、尚更硫黄泉が恋しくなったのでした。でも歩いても行ける距離に温泉があるというのは、それだけで大きなメリットだと思います。
さっぱりした後はアイスクリーム。自分はコーラのロング缶です。この日は昼のラーメンが以外に腹持ちが良くて夕食は軽めにしようという事で家族の意見が一致したんだけど、こうして記事を書くのに写真を見て気付きました。アイスクリームにソフトクリーム食べすぎじゃんw まぁ、この日は暑かったから良しとしよう。
テントに戻ると早速夕飯の準備を始めます。この日は簡単に飯盒炊飯と冷凍食品の「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ・シュウマイ」をホットサンドメーカーでカリッと焼き上げます。これはリロ氏のTwitterで知ったんだけど、かなり美味しいのでオススメです。
お腹いっぱいになったらシェラフに潜り込み、就寝の時間です。たった1日だけでは評価するには短すぎるかもしれないけど、この日の利用者はとてもマナーが良くて夜はとても静かでした。虫の鳴く声が響くだけ。我が家のキャンプは毎度寝るのが早いんだけど、この日も22時になるまでには全員がぐっすり眠っていました。
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