2020年12月11日金曜日

Windows Server + OpenVPNの拠点間接続でESET File Securityを使う方法

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ESET File Securityを通常インストールするとOpenVPNが使えない

こちらの記事で紹介した通りESET File Securityが通常インストールされているWindows Serverで、OpenVPNによる拠点間接続に障害が発生することが判明しました。ESETに問い合わせたところ、対処法を教えてくれたのでそれを紹介したいと思います。結論はズバリ、「ネットワーク保護をインストールしない」です。



カスタムセットアップでネットワーク保護をインストールしない

機能の無効化では問題が解決できないので、そもそもインストール時に障害を引き起こす機能をインストールしない設定にする必要があります。というわけで以下のような手順でインストールする必要があります。


  1. Eset File Securityのインストーラを実行する

  2. ウィザードを進んでいき、セットアップの種類で「カスタム」を選択する

  3. ネットワーク保護」のプルダウンメニューから「すべての機能は利用できなくなります」を選択する

  4. 次へ」からインストールを続行して完了

これでWindows ServerにおけるESET File SecurityとOpenVPNの同居が可能になります。さすがにノーガード戦法は危ないのでこれは助かりました。

ちなみにWindows Server 2019であればWindows Defenderが標準装備されているのでそれを使うという選択肢もあります。Windows Defenderの場合はOpenVPNに障害は発生しませんでした。アンチウィルスの性能としては賛否あると思うので、ここではオススメも否定もしません。

以上、参考になれば幸いです。


※関連リンク

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